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【PBP/PIPとは?】機能解説と対応するウルトラワイドモニターを紹介
- PBP/PIP機能ってどんなの?
- それぞれの違いは?
- 対応している機種は?
こんな疑問にお答えします。
ウルトラワイドモニターはたくさんありますが、画面分割できる機種は限られます。
PBP/PIP機能をざっくりいえばモニター1台の画面を分割して、複数の機器の映像が表示できる機能。
PBP/PIPは似たような機能ですが、PBPしか対応していないモニターもあったりします。
PBP・PIPとは? 違いは?
PBP(ピクチャ・バイ・ピクチャ)とは
PBP機能を使えば、2つの端子から入ってきた映像が左右に2等分されたモニターに同時に表示される状態になります。画面が大きいモニターであればデュアルモニターと同じような使い方ができます。
機種によっては、設定で左側を75%・右側を25%という形で比率を変えることができます。
PIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)とは
一方PIPはその名の通り、メインで表示している映像の中に小さく別機器の映像を表示できる機能です。PBPと違ってメインで表示している画面の補助として使う形になります。
機種によっては、小さい方の画面のサイズや位置を変えることができます。
PBPとPIPの違いは分割比率・レイアウト
PBPとPIPの違いは、画面の分割の仕方とレイアウトです。
機種によって細かくカスタマイズできますが、基本的な機能差は下表です。
PBP | PIP | |
---|---|---|
画面の仕方 | 50:50 | 85:15くらい |
画面のレイアウト | 左右に分割 | サブ画面を隅に表示 |
2021年以降で販売された全てのウルトラワイドモニターを調査しましたが、PIPに対応している場合は必ずPBPにも対応しています。
また2021年発売のウルトラワイドのうち、PBPに対応している機種は全体の45%でした(10月時点)。
PBP・PIP機能がない機種の方がやや多いので、必須という方はPBP/PIP機能に対応する機種かどうかをチェッしておきましょう。
PBP/PIP対応モニターの活用方法
PBP/PIP機能はなんとなく分かったけど・・使うかな~?という方もいらっしゃるかもしれません。
複数の機器を繋ぐ場合にどういった用途があるか想像してみました。
パソコンで攻略情報やYouTubeを見ながらゲームをするのはアリかもしれませんね。
HDMI端子があればFireStickでAmazonプライムビデオをみながら作業をしたり、ってのもいいかもしれません。
当然ですが、モニターに搭載されている入力端子に対応する機器しか繋げませんので、HDMI/DP/USB-Cどれが使いたいか、モニターに搭載されているかチェックしておきましょう。
PBP/PIP対応モニターの探し方
PBPおよびPIPはモニターが持つ表示機能なので、購入前に調べる場合は、公式サイトやAmazonの仕様・取説書をチェックしましょう。
ただし、対応しているにも関わらず仕様としては書いてなかったり、対応しているかどうか言及してなかったり、表記に統一性がありません。
同じメーカーでも製品ごとに記載の仕方がバラバラなのは珍しくない…
とりあえず「PBP」とページ内検索してみて、なければ目視で探してください…
まとめ
一般的なモニターもPBP/PIPが使える機種が増えていますが、画面サイズが30インチ以下だと画面分割しても窮屈です。
ウルトラワイドモニターは横方向に広いため、PBP/PIPで分割しても画面の広さを保てるのでかなり実用的な機能と言っていいでしょう。
複数の機器を繋ぎたいけど、デュアルモニター構成は設置スペースがとられるから嫌だという方は是非ともPBP/PIP対応のウルトラワイドモニターを選びましょう。
以上、PIP/PBP対応のウルトラワイドモニターでした。
僕は2019年以降の国内のウルトラワイドモニターを全機種チェックしてます。「用途・サイズ・機能」それぞれの観点からオススメ機種を紹介します!
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