実機レビュー|Lenovo Yoga 770:高性能+オシャレさを両立するノートPC

価格12万円台~
画面サイズ14インチ
画面仕様2240×1400/IPS液晶
2880×1800/有機EL
重さ約1.42 kg
サイズ約 32 x 22 x 17cm
CPURyzen 5 6600U
Ryzen 7 6800U
グラフィクスRadeon 680M(CPU内蔵)
メモリ8 / 16 / 32GB

こんな人にオススメ
・オシャレなWindowsマシンが欲しい
・色表現に優れたディスプレイが欲しい
・サクサク使える性能+良コスパが欲しい
・ゲームはカジュアルに楽しむ程度
・予算は13~16万円

こんな人には微妙かも
・高画質な3Dゲームをガッツリやる
・指紋認証/有線LAN/テンキーは必須
Enter/Backspeceが小さいのは嫌だ

Lenovo(レノボ)のノートPCといえばThinkPadが有名ですが、今回レビューする「Yoga」シリーズの機種もとても魅力的。

ビジネス感が強いThinkPadと違い、高い性能と洗練されたオシャレな外観を両立した、万人にオススメできる製品ラインです。

今回は12万円台から買えるYoga 770を詳しくレビューします。

管理人

レノボのコスパ×オシャレな外観×有機ELディスプレイの3拍子が揃った1台という感じ

実機をお借りして記事を作成しました
情報は記事作成時(2023年3月)のものです

目次 (タップで移動)

スペック・モデル構成|Yoga 770

製品名Yoga 770
メーカーLenovo
CPURyzen 5 6600U
Ryzen 7 6800U
グラフィクスCPU内蔵
メモリ8/16/32 GB
ストレージSSD 256/512 GB/1TB
サイズ約316 x 220 x 17mm
重さ約1.42 kg
OSWindows 11 Home
Windows 11 Pro
メーカー保証1年間引き取り保証
価格12万円台~
その他 : 詳細なスペック表

ディスプレイ

選択肢①選択肢
画面サイズ14インチ14インチ
解像度2240×14002880×1800
アスペクト比16:1016:10
パネルIPS有機EL
光沢/非光沢光沢あり光沢あり
色域sRGB:100%DCI-P3:100%
リフレッシュレート60Hz90Hz
画面タッチ対応対応

キーボード・タッチパッド

キーの数84キー
テンキーなし
キー配列日本語
キーピッチ約19mm
キーストローク約15mm
バックライトあり

インタフェース(端子類)

USB
Type-A端子
USB 3.2 Gen1
USB
Type-C端子
USB 4(充電/画面出力)
USB 3.2 Gen2(充電/画面出力)
その他端子HDMI
イヤホン端子
microSDカードリーダー
光学ドライブなし

通信・Bluetooth

Bluetoothバージョン:5.2
Wi-Fiバージョン:6E
有線LANなし
SIM通信なし

電源・バッテリー

バッテリー容量71 Whr
駆動時間(JEITA2.0)17時間
最大消費電力65W
メーカー公称値を引用

その他

内蔵カメラ前面:解像度1080p
顔認証への対応:OK
物理シャッター:あり
指紋認証なし
スピーカー2Wx2 + 2Wx2ウーファー

Lenovo公式ストアなら、CPU/メモリ/ストレージ/ディスプレイ等がカスタマイズできます。

スペックより先に外観・デザインが気になる方はこちら

「Yoga 770」と「Yoga 770i」の違い

Yoga770レビューの前に、一文字違いの兄弟機「Yoga 770i」との相違点だけまとめました。

「iなし」はCPUがAMD製、「iあり」がIntel製CPU選べるオプションは下表でチェックください(この記事で紹介するのは「iなし」)

Yoga 770
で選べる構成
Yoga 770i
で選べる構成

CPU
Ryzen 5 6600U
Ryzen 7 6800U
Core i5 1235U
Core i5 1240P
Core i7 1255U
Core i7 1260P

メモリ
8GB
16B
32GB
8GB
16GB

ストレージ
256GB
512GB
1TB

512GB
1TB

端子
USB 3.2 Gen1
USB 4(充電/画面出力)
USB 3.2 Gen2(充電/画面出力)
USB 3.2 Gen1
Thunderbolt4

Thunderbolt4

本体カラー
ストーンブルー
ストームグレー

ストームグレー

価格
12万円台~
Yoga 770公式ページ
13万円台~
Yoga 770i公式ページ
Yoga 770/770i:異なる項目をピックアップ

最小構成時の価格はほとんど変わりませんが、メモリ32GBが選べるのは「i」なしの方だけ。

管理人

個人的にはブルーの筐体が気に入ったのでYoga770が好み

特徴・おすすめ構成

Yoga 770を選ぶならディスプレイは絶対に有機ELがオススメ(差額はたった8800円ですし)。

カスタマイズの構成案を考えてみました、全て有機ELをチョイスしてます。

スクロールできます
構成案オススメ構成①
オススメ構成②
オススメ構成③

CPU
Ryzen 5 6600URyzen 7 6600URyzen 7 6800U

メモリ
16B32GB16GB

ストレージ
256/512GBお好みで512GB/1TBお好みで512GB/1TBお好みで

ディスプレイ
2880×1800/有機EL/90Hz2880×1800/有機EL/90Hz2880×1800/有機EL/90Hz

価格
12万円台~16万円台~15万円台~
コメント万能さ重視、この価格と性能で12万円台ならコスパ最高峰動画編集などクリエイティブ用途で使う場合にオススメ1TBストレージが欲しいならRyzen7、動画編集しないならメモリ16GBでOK
Yoga770で選べるカスタマイズ構成

組み合わせパターンに少し制限があります、詳しくは後述「選べるカスタマイズ構成」で解説します。

外観・サイズをレビュー|Yoga 770

気になる項目に↓のボタンからジャンプできます

外観・デザイン

本体カラー 青系:ストーンブルー
灰系:ストームグレー
キーボード取り外し不可(クラムシェル型)
180度フラット可能

Yoga 770の外観を写真を交えて紹介します。

外観・質感

今回のレビュー用マシンのカラーは「ストーンブルー」です

筐体はアルミニウムの継ぎ目がないユニボディ、無駄なラインがなくて非常に洗練された印象を受けますね。

管理人

プラスチッキーな安いPCとは全く違う上品な質感です…

背面はゴム足が付いていますが、青っぽいので違和感がないです。

裏表ともに指紋ぜんぜん目立たない素材なのはナイス。

全体的に丸みがかったラウンドエッジな筐体、高級感を感じさせるだけでなく、本体を持ち上げる時に指がひっかかるので持ち上げやすい。

ディスプレイ側を押し倒すと、画面端がグイっと下にもぐりこんでキーボードに角度がつきます。

本体を閉じた様子。ヒンジはやや濃いめのブルー。

裏面のネジもちょっと青っぽく見えるので違和感がなくてナイス。

変形・スタイル

いわゆる「2in1」タイプのノートPCなので変形可能です。

テント型。設置スペースが限られた状態で活躍しそう。

完全にディスプレイをひっくり返すとタブレット状態になります。

スタンド型。キーボードが地面に接する状態になります。

スタンド型は自前のキーボード・マウスを繋げれば、デスクトップマシンみたいに使えます。

カラーバリエーション

ストーンブルー
ストームグレー

カラバリは青系・灰系の2種から選択、今回レビューしているのはブルーの方です。

ブルーといいつつ光の具合でグレーにも見えるさりげない青さ。落ち着いた色味なのでビジネスシーンでも違和感ありません、僕なら仕事用でもブルーですね。

付属品

箱はこんな感じ。レンタル機なので擦り傷があるのはご容赦ください。

ACアダプターは手のひらに収まるサイズ、USB-C端子で本体に繋ぎます。

オプションで選べるデジタルペン。質感は本体とマッチして違和感ないです。

PC本体にペンは収納できません。代わりにUSB-A端子に挿しこむホルダーがペンとセットになってます。

ホルダー装着時は当然USB-A端子が使えません。

そのまま移動するとポロっととれそうで心配、僕なら使わないかな…

ディスプレイとキーボードに挟まっていた布、ざっくり仕様が書いてあります。

サイズ

横幅316.6 mm
奥行220.2 mm
高さ17.35 mm
本体のみ・メーカー公称値を引用

Yoga 770のサイズは横316mm・奥行220mm・高さ17mmほどです。一般的な14インチとほぼ同じですが薄くてGood。

ThinkPad L14(左)とYoga770(右)

手持ちのThinkPad L14と比べてみると30%くらい薄い。

さらに筐体が丸まったエッジ加工もあいまって、Yoga770はめちゃくちゃ持ちやすいです。

女性が手で持つとこんな感じ。カジュアルさも感じるいいデザインだと思います。

重量

PC本体1,427 g
電源アダプタ 174 g
本体+電源アダプタ1,601 g
実測値を記載

Yoga 770の重さは1.42kgでした。本体がラウンドした形状なのでとても持ち上げやすいので、実際は数字よりも軽く感じました。

アダプターと合わせて1.6kg、問題なく持ち運びできる重量です。

各部位をレビュー|Yoga 770

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ディスプレイ(モニター)

選択肢①選択肢
画面サイズ14インチ14インチ
解像度2240×14002880×1800
アスペクト比16:1016:10
パネルIPS有機EL
光沢/非光沢光沢あり光沢あり
色域sRGB:100%DCI-P3:100%
リフレッシュレート60Hz90Hz
画面タッチ対応対応

ディスプレイは2種類あって、価格差は8800円なので有機ELをオススメします。

今回レビュー用に借りたマシンは、上位版である有機ELディスプレイの方です

画面上部のベゼルは7mm。

ベゼルは左右は3mmほどでかなり攻めますね。ベゼルが薄いので野暮ったい感じは全くありません。

画面サイズ・解像度

左側はMacbookPro(13インチ)

写真右側がYoga 770、サイズは14インチ。

ひと昔前の13インチのマシンとほぼ同じ本体サイズですが、ベゼルが狭い分スタイリッシュな印象を受けますね。

解像度は2,880×1,800とかなり広い表示領域、等倍(100%)表示だと流石に高精細すぎて見えづらいので、Windowsの設定で倍率150~200%くらいにスケーリングして使うのが良いでしょう

Yoga770の画素数を比較
Yoga770:有機EL版
5,184,000
Yoga770:IPS液晶版
3,136,000
フルHD
2,073,600

PCモニターなどでも一般的なフルHDを大きく超える解像度、IPS版でも解像度は十分過ぎるスペックです。

パネル・光沢

パネルはIPS液晶版と有機EL版がありますが、両方ともに表面処理はグレア(光沢あり)。

ディスプレイの前にある風景・モノがガッツリと映り込みます。

色域(色の表現力)

実際にキャリブレーションツールで測定してみました。

さすが有機EL、豊かな色表現が可能であることが分かります。

色空間の規格カバー
sRGB100%
DCI-P399.8%
Adobe RGB92.8%

最も一般的な色の規格であるsRGBを完璧にカバーしているので、ガチのクリエイターでない限り十分な性能でしょう。

管理人

公称値はDCI-P3も100%なので、僕の測り方がマズかったのかもしれません….

リフレッシュレート

IPS液晶有機EL
リフレッシュレート60Hz90Hz

有線EL版なら90Hzに設定可能ですが、ゲーミングマシンではないので、あまり気にしなくいいでしょう。

画面タッチ

IPS液晶・有機ELどちらも画面タッチ対応。

画面タッチ操作をしている様子

指に対する追従性は悪くありませんが、ディスプレイ表面が滑りにくい素材なので引っかかる感じはあります。

タッチを多用する人はタッチペンがあった方がいいですね。

Webカメラ

ディスプレイ上部にあるカメラは1080pと高精細、物理的にフタをするシャッター搭載ですが操作しづらいです。

小さい溝に爪をひっかけにくい、深爪だと使いづらそう…

キーボード・タッチパッド

キーの数84キー
テンキーなし
キー配列日本語
キーピッチ約19mm
キーストローク約1.5mm
バックライトあり

キー配列・形状

海外系のノートPCにありがちな、無理やり日本語配列に仕立てた感があります、必ずチェックしておきましょう。

Enterキーは隣のキーと密着していてタイプミスしやすいのが微妙なポイント。

Backspaceは小さい+隣のキーと密着している+面積が小さいのは残念、Enter同様に慣れるまでは不便かもしれませんね。

矢印は上下キーが小さくてセットになっているタイプ。

Fnキーおよびセットになっている特殊キーの機能を一覧にしました。

F1
ミュート
F2
音量ダウン
F3
音量アップ
F4
マイク停止
F5
輝度ダウン
F6
輝度アップ
F7
別モニターの管理(複製or拡張)
F8
機内モードON/OFF
F9
「設定」アプリ起動
F10
画面ロック(即ログイン画面になる)
F11
ウィンドウ選択(Alt+Tabと同じ)
F12
電卓アプリ起動

電卓アプリ起動とかは慣れると便利そうですね。任意のアプリを設定する余地がないのは残念。

スペースキーの左側はこんな感じ。

ThinkPadシリーズでよくある左隅がFnではないですね、素直な配列なのでひと安心。

キーピッチ・ストローク

キーの中心同士の距離(キーピッチ)は1.9mmなのでフルサイズキーボードと同等、窮屈さは全くありません。

キーの沈む深さ(ストローク)は浅めです。

普段ThinkPadを使っているので打鍵感は物足りないですね、ただ薄型ボディなのでしょうがないでしょうか。

バックライト対応

Fnスペースを同時に押すとバックライトが反応。

「無灯⇒点灯⇒もっと明るく点灯」の3段階があり、押す度に切り替わります。

タッチパッド

タッチパッドは12cm、横に大きく確保されていて扱いやすかったです。

レスポンス等は特に気になりませんでした。ただ左右クリック時の音がやや大きいので、図書館では連打しない方がいいかも。

インタフェース(入出力端子)

USB
Type-A端子
USB 3.2 Gen1
USB
Type-C端子
USB 4(充電/画面出力)
USB 3.2 Gen2(充電/画面出力)
その他端子HDMI
イヤホン端子
microSDカードリーダー
光学ドライブなし

右側面のインタフェース

本体の右側面は、電源・USB-A端子・イヤホン端子の3つ。

左側面のインタフェース

左側は、HDMI・USB-3.2Ge2・USB4・microSDリーダー。

microSDカードはさし込むと2ミリくらい飛び出した状態になります。

有線LANポートやSDカードリーダーはないので、必要ならUSB-C端子用メディアハブで拡張しましょう。

USB-C端子のスペック

Yoga770のUSB-C端子は2つ。

Type-C端子USB 4(充電/画面出力)
USB 3.2 Gen2(充電/画面出力)

IntelマシンではないのでThunderbolt4端子はないですが、2つの端子ともに充電・画面出力が可能なので十分ですね。

参考:USB4・Thunderbolt4の違い

パソコン
搭載された端子
映像出力
DP Alt mode
充電
USB PD
Thunderbolt 4可能可能 
USB 4可能機種次第
Thunderbolt 3可能機種次第
ケーブル・デバイス側も対応している必要アリ

通信・Bluetooth

Bluetoothバージョン:5.2
Wi-Fiバージョン:6E
有線LANなし
SIM通信なし

有線LANポートとSIMカードスロットはありません。

性能(作業の快適さ)レビュー|Yoga 770

気になる項目に↓のボタンからジャンプできます

Ryzen7搭載なので当然キビキビと動いてくれてモッサリ感は全然ないです。

ベンチマークソフトを使って検証しました。ざっくり結論だけいえば、

重いゲーム以外はサクサクこなせる、動画編集スコアだけ少し低め

細かいスコアを見ても面白味はないと思いますので、気になる方以外は「レビューのまとめ・おすすめモデル」に飛んでください。

より詳細を知りたい方は、定番ベンチソフト(PCmark10)の測定結果をチェックください。

テストに使ったマシンのスペック

CPUメモリ
Ryzen 7 6800U16GB
グラフィクスストレージ
Radeon 680M (CPU内蔵)1TB
参考:テスト用マシンの構成詳細

オフィス作業・ビデオ会議

Officeソフト使用時の快適さ

項目測定結果
(4100点は欲しい)

表計算ソフト
10,546

テキスト編集ソフト
7,518

ビジネス用途で頻繁に使うオフィス系ソフトは余裕でハイスコア。

一般的なPC使用時の快適さ

項目測定結果
(4500点は欲しい)

アプリ起動速度
11,775

Web会議
8,595

ネットサーフィン
8,518

パソコン使用時の基本的な各種動作においてもサクサク、Ryzen7は伊達じゃないようです。

クリエイティブな作業

項目測定結果
(3450点は欲しい)

画像編集
13,237

動画編集
4,219 点

3Dモデリング
8,307

動画編集のスコアだけ低めですが、目安となるスコアはクリアしているので、最低限の動画編集は大丈夫そうです。

ゲーム

スクロールできます
ベンチマーク評価
軽めのゲーム
Dragon Quest 10
すごく快適
1920 x 1080

標準品質
中程度のゲーム
Final Fantasy 14
快適
1920 x 1080
高品質(ノートPC)
やや高負荷なゲーム
BLUE PROTCOL
やや快適
1920 x 1080
高画質
高負荷なゲーム
Final Fantasy 15
やや快適
1920 x 1080

軽量品質
ベンチ結果まとめ

ドラゴンクエスト 10
設定:1920 x 1080 / 標準品質
フルスクリーンモード

Final Fantasy 14
設定:1920 x 1200 / 高品質(ノートPC)
仮想フルスクリーンモード

ブループロトコル
設定:1440 x 900 / 高画質
仮想フルスクリーンモード

Final Fantasy 15
設定:1920 x 1080 / 軽量品質
フルスクリーンモード

Yoga770でガッツリゲームをする人は少ないかもしれませんが、軽め~中程度のグラフィックなら遊べそうです。

重いゲーム質設定を下げないと長時間プレイは難しいでしょうね。

ゲームプレイ時は結構うるさい…

ゲームベンチを回している時は結構うるさかったです。高負荷なシーンに差し掛かるとゲームに集中しづらいかもしれません。

Yoga 770レビュー|まとめ・おすすめモデル

Lenovo Yoga 770
総合評価
( 4.2 )
メリット
  • 有機ELディスプレイはとても美麗
  • ゲーム以外は余裕でこなせる性能
  • 端子類は必要十分に搭載
  • ブルーなアルミボディがスタイリッシュ
  • 薄型+丸みがあって非常に持ちやすい
デメリット
  • 一部キーが小さくて押しづらい
  • 画面タッチできるが滑りが悪い
  • カメラのシャッターが閉じづらい
  • 指紋認証・有線LANなし

有機ELの美しさ・キレイな筐体・高性能を兼ね備えた魅力的な1台です。

オシャレなWindows機が欲しい方は確実に候補に入れるべきでしょう。

総じて好印象でしたが、細かい使い勝手で気になる点があった分マイナスとしました。

選べるモデル・カスタマイズ構成

カスタムできる主な項目はCPU・メモリ・ストレージ・ディスプレイですが、組み合わせパターンに制限があります

CPU・メモリの組合せ制限

メモリ
8GB
メモリ
16GB
メモリ
32GB
Ryzen 5 6600U選択不可
Ryzen 7 6800U選択不可

メモリ16GBはCPUをどちらでもOK、メモリ32GBが必要な人は必然的にRyzen 7を選ぶことになります。

CPU・ストレージの組合せ制限

ストレージ
256GB
ストレージ
512GB
ストレージ
1TB
Ryzen 5 6600U選択不可
Ryzen 7 6800U選択不可

ストレージもメモリと同じような考え方、1TBは上位のRyzen7だけで選べる仕様になってます。

メモリ・ディスプレイの組合せ制限

ディスプレイ
IPS液晶/
2.2K解像度
ディスプレイ
有機EL/
2.8K解像度
メモリ 8GB選択不可
メモリ 16GB
メモリ 32GB選択不可

カスタマイズ項目の中で最も注意したいのはディスプレイ

IPS液晶と有機ELの差はたった8,800円、スペック差を考えると破格ですね。絶対に有機EL・2.8K解像度のディスプレイを選びましょう。

管理人

カスタムページでは、選べない組み合わせを選ぶと自動的に構成が変わるので、意図せずIPS液晶を選んでた…とならないよう注意しましょう

有機ELディスプレイが必要な場合、必然的にメモリは16・32GBどちらかを選ぶことなります

オススメのカスタマイズ構成

さいごに僕のオススメ構成例+金額を挙げます、カスタマイズのベースにしてみてくださいね。

スクロールできます
構成案オススメ構成①
オススメ構成②
オススメ構成③

CPU
Ryzen 5 6600URyzen 7 6600URyzen 7 6800U

メモリ
16B32GB16GB

ストレージ
256/512GBお好みで512GB/1TBお好みで512GB/1TBお好みで

ディスプレイ
2880×1800/有機EL/90Hz2880×1800/有機EL/90Hz2880×1800/有機EL/90Hz

価格
12万円台~16万円台~15万円台~
コメント万能さ重視、この価格と性能で12万円台ならコスパ最高峰動画編集などクリエイティブ用途で使う場合にオススメ1TBストレージが欲しいならRyzen7、動画編集しないならメモリ16GBでOK
Yoga770で選べるカスタマイズ構成

以上、Yoga 770のレビューでした。

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