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CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240はどんなモニター?|ウルトラワイド新製品チェック
2023年2月に発売した、45インチのウルトラワイドモニター「CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240」の特徴・スペックをチェックします。
ざっくり特徴をまとめると下記の通り。
- 曲面⇔平面型の切替ギミック搭載
- 45インチの超大画面ウルトラワイド
- 有機ELによる綺麗な映像表現
- 240Hzの高リフレッシュレート
- 価格が30万円以上とかなり高級
- ドット(画素)は粗めなので、作業メインとしては微妙
- VESAマウントなし(モニターアーム取付不可)
スペック等が気になる方は読み進めてみてくださいね。
外観|CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240
最大の特徴となる平面と曲面の形状を切り替えられるのがポイント、LG製の有機ELパネル内蔵です。
一見すると普通のモニターですが、画面裏の左右に取っ手が隠れていて、曲面⇔平面の切り替え時に引っ張りだして使います。
曲げる時に台座ごと動かないか気になりますが、各レビューを見る限りは心配なさそうです。
インタフェースはディスプレイ裏ではなくてスタンド部分にあるようです。ゲーミングモニターですがUSB-Cでの映像入力に対応しているのはナイスですね。
45インチなので設置スペースにかなり余裕がないと厳しいでしょうね。
寸法は平面状態で106センチほどなので、アスペクト比32:9のスーパーウルトラワイド並みのサイズ感です。
スペック|CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240
製品名 | CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240 |
---|---|
画面サイズ | 45インチ |
解像度 | UWQHD(3440×1440) |
パネル | 有機EL |
形状 | 平面⇔曲面に変形可能 (最大曲率800R) |
DiplayHDR | 認定なし |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.03ms(GtG) |
同期技術 | FreeSync Premium G-SYNC Compatible |
映像入力 | 2 × HDMI 2.1 1 × DisplayPort 1.4 1 × USB-C |
USB-C給電 | 60W |
PBP/PIP | 〇 |
スピーカー | × |
調節機能 | 上下(高さ調節) 〇 回転(ピボット) × 縦向(チルト) 〇 横向(スイベル) × |
アーム取付 | × |
Goodなポイント
29インチのウルトラワイドでもリフレッシュレート200HzがMAXでしたが、この XENEON FLEX 45WQHD240は240Hzとウルトラワイドでトップです(2023年2月時点)。
また同期技術もG-SYNC互換認証もあり、ゲーミングモニターとしては最強クラスなのは間違いないでしょうね。
解像度はUWQHD(3440×1440)と平均的ですが、高いリフレッシュレートを活かすためには、これくらいがちょうど良いかもしれません。
微妙なポイント
気になる点としてはドット(画素)ピッチが粗めなことでしょうか。
手元で計算したところ、45インチ・解像度UWQHD(3440×1440)だとドットピッチは0.306mm。
24インチ・フルHDのドットピッチが0.277なので、高精細なモニターに目が慣れている人は結構粗さが気になると思います。
あくまでゲーミングモニターとしての用途がメインとして考えるのがベターな気がします。
加えてスタンドと一体化しているのでアーム取り付けはできません、デカいスタンドの足部分をセットで使うことになります。
紹介・レビューしているメディア
Youtubeでレビュー動画を検索すれば、海外レビュアーを中心に、実機の雰囲気が見られるので気になる方はチェックしてみてください。
まとめ|CORSAIR XENEON FLEX 45WQHD240
曲面⇔平面型の切替が最大の注目ポイントですが、それ以外にも45インチ・コルセアのウルトラワイドが日本で発売されるのは初めてなので、色んな意味で注目の機種です。
冷静に考えると、30万円あれば高性能なゲーミングモニターと作業用モニター両方買えるので、やはり形状を切り替えるギミックだったり、45インチの大迫力+有機ELに魅力を感じるかどうかがポイントですね。
価格は約30万円と普及はしない価格ですが、チャレンジングなモデルが出る+日本で販売してくれるのは非常に嬉しい限りです。
こういうロマン特化なウルトラワイドがもっと多く登場して欲しいですね。
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