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【ウルトラワイドモニター】画面サイズ×解像度別の特徴とオススメ用途

ウルトラワイドモニターの「画面サイズ」と「画面解像度」について解説します。
ウルトラワイドモニターの「画面サイズ」と「画面解像度」 はそれぞれ4種類、種類それぞれの特徴等は後述します。
画面サイズ
画面サイズ | 横×縦(cm) | 面積 (㎠) |
---|---|---|
29インチ | 68 x 29 | 1,965 |
34インチ | 79 x 34 | 2,701 |
37.5インチ | 87 x 37 | 3,285 |
39.7インチ | 93 x 40 | 3,682 |
解像度
解像度名称 | 解像度 | 画素数 |
---|---|---|
UWFHD | 2560 x 1080 | 276万 |
UWQHD | 3440 x 1440 | 495万 |
UWQHD+ | 3840 x 1600 | 614万 |
5K2K | 5120 x 2160 | 1105万 |
ウルトラワイドより更に横に長い「スーパーウルトラワイドモニター」は別記事にまとめました
ウルトラワイドモニターの「画面サイズ」と「画面解像度」はそれぞれ4種類
ウルトラワイドモニターの画面サイズ


横:縦の比は「21:9」を維持したまま拡大していってます。
ウルトラワイドモニターの画面サイズはざっくりまとめると4種類 (29/34/37.5/39.7)ですが、実は30インチや35インチといったサイズもありますが、あまりメジャーではないです。
そのため以降では分かりやすく、メジャーな4種類(29/34/37.5/39.7インチ)に絞って説明します。


画面サイズは物理的な大きさ、テレビと同様に対角線の長さが基準で、単位はインチです (1インチは2.54センチ)。
一般的なモニターの画面サイズも交えて、画面の面積をみてみましょう。
ウルトラ”ワイド”といいつつ、29インチはそこまで大きくありません。
また、正方形に近いほど図形の面積は大きくなるため、34インチが31.5インチより狭いことがわかりますね。
ウルトラワイドモニターの解像度
解像度は「画質の良さ」であり「表示できる情報量」の大きさです。


最も大きい「5K2K」は最も小さい「UWFHD」のちょうど4つ分です。
「ウルトラワイド」といっても、16:9の一般的なモニターより解像度が高い(画面が広い)とは限りません。
下表は一般的なモニターの解像度(フルHD / WQHD / 4K)も交えた画素数ランキングです。
単純な画素数だけ見ると、5K2K以外は4Kよりも画素数が低いので、表示できる情報量だけ見るとウルトラワイドはそこまで大きくない?と思うかもしれません。
しかし、ウルトラワイドの良さは横に長い画面形状にあります、是非ウルトラワイドのメリット・デメリットをチェックしてみてください。


(ピンク色のUWQHD+を除いて)16:9の解像度3種(フルHD/WQHD/4K)と縦方向の画素数が同じですね。
ウルトラワイドの画面サイズ・解像度の組み合わせは5パターン
「画面サイズ」と「画面解像度」 はそれぞれ4種類なので、最大(4×4=) 16パターンのサイズ×解像度の組み合わせが考えられます。




ただ市販のウルトラワイドのサイズ×解像度の組み合わせは下表の6パターンだけです(今後増えたら更新します)。
2560 x1080 | 3440 x1440 | 3840 x1600 | 5120 x2160 | |
---|---|---|---|---|
29インチ | ① | |||
34インチ | ② | ③ | ⑤ | |
37.5インチ | ④ | |||
39.7インチ | ⑥ |



右下ほど高級です、①②③ が全体の80%以上を占めてます
ウルトラワイドを選ぶ時は、この6パターンの組み合わせから選ぶことになりますが、おすすめ用途や価格が全く違います。
それぞれの特徴をチェックしてみてください。
ウルトラワイドモニター|画面サイズ・解像度別のオススメ用途
パターン① 29~30インチ × UWFHD(2560×1080)


最小のサイズ・解像度の組み合わせ。その分価格も安くて2万円台の機種もあったりします。
あとは144Hzや200Hzといった高いリフレッシュレートの機種が多いのでアクションゲーム好きは必見です。
- 3万円前後で手に入るウルトラワイド
- 高リフレッシュレートのウルトラワイドが安く手に入る
- 画素数はフルHDに近い、PC作業効率アップ目的なら微妙
パターン② 34~35インチ × UWFHD(2560×1080)


パターン①と解像度は同じですが画面サイズがやや大きい。視野を広がるので臨場感や迫力を感じられる。
価格もそれなりで4-5万円くらいがメジャーな感じでゲームや動画視聴がメインならオススメ。解像度は最小クラスなのでPC作業を重視したい場合はパターン③がオススメです。
- 4~5万円くらいで手に入るウルトラワイド
- ゲームや動画視聴がメインならコスパが良い
- 画素数はフルHDに近い、PC作業効率アップ目的なら微妙
パターン③ 34~35インチ × UWQHD(3440×1440)


ウルトラワイドの半分以上の機種がサイズ・解像度の組み合わせで迷ったら絶対これがオススメ。
ひとつ下の解像度UWFHD(2560×1080)の1.8倍の画素数で、画面が広大かつ使い勝手がグッド。仕事/ゲームどちでも対応できる機種が多い。予算が許すなら是非このクラスを検討してください。
- 機種が多いので価格と機能の両面で納得できる機種が見つかりやすい
- 画素が細かすぎず・大きすぎず、扱いやすい組み合わせ
- ウルトラワイドだが4Kには画面の広さ(画素数)は及ばない
パターン④ 37.5インチ × UWQHD+(3840×1600)


高機能・高級路線のパソコンのヘビーユーザー向け。
10万円オーバーの機種が多く、画面の広さに加えてモニターとしての機能も豊富、仕事やゲームをガッツリやるなら視野に入れたい。
- 仕事もしくはゲーム用途に特化した高機能なクラス
- 長くヘビーに使うなら検討する価値あり
- UWQHD(3440×1440)と比べると割高感がある
パターン⑤ 34~35インチ × 5K2K(5120×2160)


2021年8月時点で2機種だけ。34インチだが超高解像度なので拡大表示しないとかなり文字が小さい(27インチ・4Kと同等)ので、オススメしづらい。。。
- 中くらいのサイズに対して高解像度なので文字がめっちゃ小さく見える(拡大表示すれば問題なし)
- モニターとしての付属機能が必要かを要チェック
- 対象機種が少なく絶滅危惧種
パターン⑥ 39.7インチ × 5K2K(5120×2160)


4K(829万画素)を超える1100万画素と40インチを組み合わせたウルトラワイドの最上位。
ちょうどUWFHD がすっぽり4つ収まる画素数なので「ウルトラワイドの4K」的な存在。
- ハイエンドな組み合わせ、高級機種しかない
- モニターとしての機能をがっつり搭載
- 20万円くらいと高価


番外編:スーパーウルトラワイドモニター(43~49インチ)
アスペクト比が32:9、普通のウルトラワイドよりもさらに横に長いのがスーパーウルトラワイドモニター。設置スペースにゆとりがある方は是非チェックしてみてください。
ウルトラワイドのサイズ×解像度まとめ
ウルトラワイド独特の画面サイズ・解像度がざっくり分かって頂けたでしょうか。
下記リンクから、用途・特徴に応じたウルトラワイドの機種を探してください。



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