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【4Kモニターとは?】特徴・メリット・デメリットを解説
・4Kモニターってどんなモニター?
・4Kモニターの特徴は?
・4Kモニターのメリット・デメリットは?
こんな疑問にお答えします。
モニター購入を検討してるけど、4Kモニターのことがイマイチよく分かってない方は必見。
要点だけまとめます。
- 作業効率が高まる
- 文字(フォント)の視認性に優れる
- 高精細な映像を楽しめる
- 価格が高い (低解像度と比べて)
- パソコンの必要スペックが高くなる
もう少し詳細を確認したい方は是非読み進めてみてくださいね。
4Kモニターとは
「解像度」が4Kだから4Kモニター
モニターの画質を左右する「解像度」が「4K」のモニターは全て4Kモニターです。
「解像度」は物理的な画面の大きさを示す指標である「画面サイズ」と全く別モノです。
画面サイズと解像度って何だっけ?(タップで開く)
サイズ:物理的な画面の大きさ(テレビと同じで単位はインチ)
解像度:画面を構成する粒(画素)の多さ(=画質の良さ/情報量の多さ)
同じ「画面サイズ」のモニターでも、解像度が「4K」のモニターは「フルHD」の4倍の画素数です。
24インチ・フルHD
24インチ・4K
「画面サイズ」で土台の大きさが決まり、「解像度」で土台に敷き詰める粒(画素)の数が決まるイメージ、別モノですが密接な関係にあります。
ざっくりいうと、サイズ=大きさ・解像度=画質です!
4Kはトップクラスに画素数が多い
モニターの代表的な解像度は3つ、その中で最も画素数が多いのが4Kです。4Kの上をいく8Kもありますが、個人用途だと4Kより上はまず必要ありません。
3つの解像度を重ねた図がコチラ。画面の大きさでなく「画素の数」を表してます。
縦と横の画素数を掛け算すると合計画素数、つまり画質の良さの度合いをざっくり知れます。
4K解像度は、最も普及しているフルHDがちょうと4つ収まりますね(すごい)。
単純計算でフルHDのモニター4台に表示する情報は、4Kモニター1台で表示できてしまうことになりますが…実際は4Kならではの問題もあるんですよね(詳細は「4Kのデメリット」で後述)。
4Kモニターのメリット
4Kモニターを使うメリットは2つ。
メリット① 作業効率が高まる
パソコン作業の効率を大きく左右するのが、一度に表示できる情報量。
そこで威力を発揮するのが4Kモニター。前述の通り解像度がダントツで高いので、一度に多くのウィンドウを複数表示することができます。
一般的なモニターの解像度であるフルHDと4Kを比較してみましょう。
比べると一目瞭然。同じサイズのモニターでも解像度が違うと、目に入る情報量に圧倒的な差が生まれます。
メリット② 文字(フォント)の視認性に優れる
直接的な作業効率には影響しませんが、文字の見やすさが低解像度モニターより圧倒的に優れています。
文字のジャギさがなくなり、高い可読性を得ることができるので、いつも見ている文字が滑らかでパソコン作業が快適になりますよ。
メリット③ 高精細な映像を楽しめる
4Kモニターなら映像・写真も高精細にキレイに見せてくれます。
ゲーム画面でフルHDとの比較をしてみました。4Kはクッキリと線が表示されていますね。
最近のゲーム・映像などのエンタメコンテンツはまず4Kに対応していますので、今後は4Kモニターがオススメです。
4Kモニターのデメリット
デメリット① 価格が高い (低解像度と比べて)
解像度が高いほどモニター価格は上がるので、前述のメリットが不要な場合、4Kモニターはオススメできません。
ただ前述したように、表示できる情報量が増えたり、画面表示がキレイになるメリットがあるので、十分に元がとれると思います。
4Kモニターも色々な機能盛り盛りのものからシンプルなものまでピンキリなので、必要な機能に絞った機種を選べばコスパ良くメリットを得られます。
デメリット② パソコンの必要スペックが高い
高解像度なモニターの場合、映像を作り出すパソコン側への負荷が高まります。
普通のオフィス作業だけなら、よほど古いパソコンでない限り問題ありません。
ただしゲームは大きな描画負荷がパソコンに加わるため、パソコンが貧弱だと4K解像度での遊ぶことができません。
注意点:設定しないと文字が小さい
デメリットでなく注意点、4Kモニターを実際に使ってみないと気づきにくいポイント。
「高解像度=表示できる情報量が多い」のですが、その分「画面に映る文字や画像が小さくなる」とも言い換えられます。
なら4Kモニターって微妙では…と思うかもしれませんが、拡大すればOK・問題ありません。
WindowsでもMacでも簡単に拡大表示できます。むしろ4Kモニターはパソコン作業時は拡大して使うことが前提と考えてよいでしょう。
4Kモニターの特徴
画面サイズ:27~32インチが主流
4Kモニターの半分以上が27~28インチ、次いで31~32インチが多く、43インチ以上は非常に少ないです(当サイト調べ)。
デスクに設置する人が多いので、このあたりの比率は今後も変わらないでしょうね。
設置スペースや視認距離が十分なら32インチ、そうでないなら27インチがオススメです。
価格は3万~40万と幅広い
4Kモニターは用途に応じてラインナップが豊富で価格も様々です。
映像・写真を扱うプロ仕様のモニターだとウン十万ですが、個人が仕事や趣味で使う機種なら3万円台~でマトモな4Kモニターが手に入ります。
2020年以降で国内で発売した4Kモニターを調べたところ、100機種中ちょうど半分の50機種が7万円以下でした
5-7万円くらいの予算をみておくとよいでしょう。
ゲーム・映像分野における新基準
かつてエンタメ分野ではフルHDが主流でしたが、今や4Kに未対応のコンテンツのが少ないと思います。
モニターって(初期不良がなければ)かなり長く使える周辺機器なんですよね。
これからモニターを買うぞ、という方は4Kモニターを検討候補にすることを強くオススメします。
4Kモニターまとめ
ざっくりですが、4Kモニターの概要と特徴を説明しました。
- 解像度が4Kなモニター、画面サイズは関係なし
- メリット:作業効率アップ、画面表示がキレイ
- デメリット:価格と必要パソコン性能アップ
- 文字が小さく映るので設定して使う必要あり
- 画面サイズは27~32インチが大半
- 安いものは3万円台、ほとんどが7万円以下
- エンタメ分野では4Kが今後のスタンダード