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【小さい?】29インチのウルトラワイドモニター|サイズ感・選び方・イチ押し機種を解説
ウルトラワイドモニターの中では最小クラスの29インチを解説します。
・29インチってどんな大きさ?
・29インチの特徴は?
・オススメ機種が知りたい
上記に疑問にお答えしていきます。
ほぼ同サイズの29.5 / 30インチも含みます
29インチのウルトラワイドの特徴はざっくりいうと。
- ウルトラワイドの最小クラス
- 価格は3~5万円くらい
- 作業用としては物足りない可能性あり
- ゲーム・エンタメ用途にはアリ
それぞれ詳細を解説しますので、気になる部分だけでもチェックしてみてください。
また後半で29インチのウルトラワイドの機種選びのポイントとおすすめ機種を紹介します。
2018年以降のウルトラワイド全機種を調査したので、用途に合う機種が必ず見つかりますよ!
29インチのウルトラワイドモニターのサイズ・解像度
29インチは68センチ×29センチ
29インチのウルトラワイドモニターのディスプレイ(表示部分)のサイズは、横68センチ・縦29センチです。
横の長さ | 縦の長さ | |
---|---|---|
29インチ | 68 cm | 29 cm |
ウルトラワイドモニターのサイズは4種類、29インチは最も小さいクラスになります。
一般的なワイド型モニターと比べると、ちょうど24インチのモニターが横方向に1.3倍くらい広くなったサイズです。
2018年以降に販売されたウルトラワイドを全て調べた結果、34インチが半数以上を占めていて、次に多いのが29インチでした。
29インチの解像度は1種類のみ
29インチのウルトラワイドモニターの解像度は1種類だけ、UWFHD(2560×1080)です。
その名の通り、一般的な解像度であるフルHDを横方向に伸ばした解像度です(1.3倍ほど)。
画面サイズと解像度って何だっけ?(タップで開く)
サイズ:物理的な画面の大きさ(テレビと同じで単位はインチ)
解像度:画面を構成する粒(画素)の量(=画質の良さ/表示できる情報量が多さ)
↓の場合、2つの同じ「画面サイズ」のモニターでも、解像度が「4K」のモニターは「フルHD」の4倍の画素数(=4倍綺麗)となります。
24インチ・フルHD
24インチ・4K
「画面サイズ」で土台の大きさが決まり、「解像度」で土台の上に敷き詰める粒(画素)の数が決まるイメージ、切っても切れない関係にあります。
サイズ=大きさ、解像度=画質/情報量の多さ、です!
正直、パソコン作業用の場合はもう少し大きいUWQHD(3440×1440)が適していますが、設置スペースやコストを抑えたい場合は29インチクラスが選択肢になってきます。
ウルトラワイド表示に対応したゲームや動画コンテンツを楽しむなら29インチはアリ、最小クラスですが表示される範囲は34インチと同じです。
一般的なモニターも交えたウルトラワイドの画面サイズ・解像度について詳細に解説した記事をチェックしてみてください。
29インチのウルトラワイドの特徴
価格は3-5万円ほど
価格帯は3~5万円くらい。34インチのウルトラワイドモニターは安くても7万円前後が主流なので、手軽にウルトラワイドを味わいたい場合は29インチが良いでしょう。
ただウルトラワイドとはいえ、画面の広さはフルHDに毛が生えた程度なので、作業領域の広さを求める方は34インチや4Kモニターの方も検討しましょう。
29インチは曲面タイプの機種が少ない
ウルトラワイド全体の半数以上の機種は曲面タイプですが、29インチはほとんど平面タイプです。
横方向に長いほどモニターは見づらくなりますが、29インチであれば平面タイプでも全体を見渡せますので、どちらを選んでも問題ありません。
曲面タイプのウルトラワイドの詳細は別記事をチェックしてください。
ゲームに適した機種が豊富
パソコンでアクション性の高いゲームをする場合、モニターのリフレッシュレートが重要ですよね。
34インチ以上のウルトラワイドだとリフレッシュレートが144Hz以上の機種は6万円は下らないですが、29インチだと200Hzの機種が5万円くらいで買えます。
ゲーミングモニターを検討している場合は29インチは機種が豊富です。
他のサイズも含めて144Hzのウルトラワイドをまとめた記事もチェックしてみてください。
29インチはどんな人に最適?
- できるだけ安価にウルトラワイドが欲しい
- ゲームや動画視聴がメインの用途の予定
- リフレッシュレートの高いウルトラワイドが欲しい
29インチの良さは、安くウルトラワイド表示が得られる点と200Hzの高リフレッシュレート機種がある点です。
ウルトラワイド表示に対応するコンテンツは増えてますので、ゲーム・動画等のエンタメ用途には向いていますが、仕事用など解像度の高さを求める場合は34インチ以上を選びましょう。
29インチのウルトラワイドモニターの選び方
必要ない機能はコストアップに繋がるだけです。3つのポイントから機種を選んでください。
高いリフレッシュレートが必要かどうか
29インチのウルトラワイドの価格に最も影響するポイントがリフレッシュレートで下記のようなイメージです。
- 144Hz未満の機種:3~4万円
- 144Hz以上の機種:4~6万円
Apex等のシューティングゲームは高いリフレッシュレートが望ましいので、144Hz以上の機種を選びましょう。
ただゲーム用途がメインでも、RPGやシミュレーションゲームを中心に遊ぶ場合は気にする必要はありません。
ゲームに適した高いリフレッシュレートをもつウルトラワイドモニターをチェックしたい場合は下記の記事をどうぞ。
高さ調整機能の有無
29インチクラスは低価格ニーズが多いからか、モニターとしての機能が省かれている傾向があります。
個人的にはモニターの高さ調節機能はマストなのですが、だいたい半分くらいの機種は高さ調節できません。
実は高さ調節できない機種だった!と後悔しないよう、高さ調節機能の有無はチェックしましょう(もちろんモニターアームを使う場合は不要です)
オススメ機種|29インチのウルトラワイドモニター
「仕事(パソコン作業)用」と「ゲーム用」でそれぞれ3機種をチョイスしました、用途に合わせてチェックしてみてください。
作業用にオススメの29インチ
第1位 LG 29WQ600-W
USB-Cでの接続に対応して3万円台!29インチ前後のウルトラワイドで迷ったらコレを買っておけばOK。リフレッシュレート100Hzなのでゲーム用途にも対応。スキがないです。
第2位 JAPANNEXT JN-IPS291WFHDR-C65W
LGほどメジャーではないですが、USB-Cで映像入力に対応して3万円ほどなので、大手メーカーでなくてもよいなら検討する価値あり。
第3位 LG 29WQ500-B
USB-Cでの映像入力に対応していないので、HDMI/DisplayPortで接続するだけならOK。ちょうど3万円ほどで買えるお手軽さが魅力。ウルトラワイドの入門機としてちょうど良いですね。
ゲームにオススメの29インチ
第1位 ASUS VG30VQL1A
リフレッシュレート200Hzなのでアクションゲームをヌルヌル動かしたい方 にオススメ。スピーカー・高さ調節もあるので、ゲーム用29インチとしては非常に優秀です。
第2位 Acer XZ306CXwmiiiphx
曲面タイプで最高リフレッシュレートが200Hzのゲーミングモニター。スピーカー付きでDisplayHDR 400規格に対応しているの映像美も楽しめます。
第3位 JAPANNEXT JN-VCG30202WFHDR-N
何より価格が3万円台前半というのが強み。曲面型で200Hzなので手頃な価格でゲーミングモニターが欲しい方にちょうど良いです。
まとめ|29インチのウルトラワイド
29~30インチのウルトラワイドモニターについてまとめます。
- 安価にウルトラワイドが欲しい
- ゲームや動画視聴がメインの用途
- リフレッシュレートの高いウルトラワイドが欲しい
以上、29インチのウルトラワイドモニターでした!
僕は2019年以降の国内のウルトラワイドモニターを全機種チェックしてます。「用途・サイズ・機能」それぞれの観点からオススメ機種を紹介します!
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