ウルトラワイドモニターを探す
LGのウルトラワイドモニターの特徴・選び方・機種一覧
- LGのウルトラワイドモニターってどう?
- LGのウルトラワイドの特徴は?
- LGのウルトラワイドの選び方は?
この記事ではこんな疑問にお答えします。
「LG」はウルトラワイドモニターにかなり力を入れている企業です。
特に機種・バリエーションが豊富なので、迷っている方にはLGのウルトラワイドを是非チェックしてください。
当サイトでは国内のウルトラワイドモニターはすべてチェックしてますので、機種数を集計してみました。
ウルトラワイドの約1/3がLG製ということになります。
個人的にはモニター選びに迷ったら、大手であるLGかDELLを選んでおけばいいと思ってます…
ウルトラワイド選びに迷っている方、LGってどうなの?と思っている方はチェックしてくださいね。
- LGのウルトラワイドの特徴
- LGのウルトラワイド全機種一覧
- LGのウルトラワイド機種選定ポイント
LGのウルトラワイドモニターの特徴
LGのウルトラワイドモニターの特徴についてそれぞれ解説します。
- ウルトラワイドの各サイズに機種を展開
- 高リフレッシュレートな機種がある
- 専用のLG製管理ソフトが使える
ウルワイ各サイズに機種を展開
大手企業だけあって、LGは29インチから49インチまでのウルトラワイドモニターをほぼ網羅しています。
43インチはありませんが、より上位の49インチがあるのでOKという判断でしょう。
ここまで日本国内で充実した機種を展開しているのはLGだけです(Dellも超大手ですが29インチ機種はなし)。
冒頭で示したように、機種の多さという観点でもLGはNo.1。
そのため「ほぼ全てのサイズの機種を展開+機種数が最多」なので、LGはウルトラワイドモニターに最も力を入れているメーカーといえるでしょう。
リフレッシュレートが高いゲーミングモニターあり
Excel等や複数ウィンドウ配置が多いパソコン作業で威力を発揮するウルトラワイドですが、ゲーム用途にも優れています。
LGのウルトラワイドにはリフレッシュレートが高い(ちゃんとした)ゲーミングモニターがラインナップされています。
リフレッシュレート | どんな用途・ゲームに向くか |
---|---|
60 Hz | PC作業、RPGやシミュレーションなど |
144 Hz | シューティング等のアクション性の高いゲーム |
240 Hz | プロゲーマー、アクションゲーをガチでやる人 |
LG製 管理ソフトが使える
Dual Controllerが使える
地味にスゴいソフト。メインのPCからサブPCを遠隔操作できて、ファイルのコピペなんかも可能です。
Dual Controllerとは・使い方は別記事で紹介してるのでチェックしてみてください。
すべてのLGモニターが対応しているワケではないので注意
On Screen Controlが使える
WindowsでもMacでも使えるLGのモニター管理ソフト「On Screen Control」が使えます。
一番の特徴はウィンドウの配置レイアウトを整理できる機能でしょうか。
ここで設定しておいた位置にウィンドウを動かすとピタッとハマってくれるので、キレイに画面を分割できます。
Windowsの場合、マイクロソフト製の無料ツール「PowerToys」を使えば画面分割ができるので、LGのソフトをあえて使わなくてもOKです。
LGのウルトラワイド機種一覧
国内で発売したLGのウルトラワイドモニターをサイズ別に一覧化しました。
LGに限らず、機種名って似たような名前だらけになので分かりづらいですよね。
表にしたので、ざっと全体像を把握してもらえると思います。
各サイズで年式順に並べてます、新製品が出たら更新しますね
29インチの機種
2024年度式 (4文字目がS) | 2023年度式 (4文字目がR) | 2022年度式 (4文字目がQ) | 2021年度式 (4文字目がP) | 2020年度式 (4文字目がN) | 2019年度式 (4文字目がL) | 2018年度式 (4文字目がK) |
---|---|---|---|---|---|---|
該当なし | 該当なし | 29WQ600-W 29WQ500-B | 29WP500-B 29WP60G-B | 29WN600-W | 29WL500-B | 29WK500-P 29WK600-W |
29インチは安さ重視の機種が多め。「ウルトラワイドは欲しいけどガッツリは使わない」という人がターゲットでしょうか。個人的にはせっかくウルトラワイドを買うなら34インチがGood。
34インチの機種
機種が多い34インチはリフレッシュレート120Hzを境に表を分けました。
120Hz以上はアクションゲームをバリバリやる方向けです。
リフレッシュレート120Hz未満
2024年度式 (4文字目がS) | 2023年度式 (4文字目がR) | 2022年度式 (4文字目がQ) | 2021年度式 (4文字目がP) | 2020年度式 (4文字目がN) | 2019年度式 (4文字目がL) | 2018年度式 (4文字目がK) |
---|---|---|---|---|---|---|
該当なし | 34WR50QC-B 34WR55QC-B 34WR55QK-B | 34WQ650-W 34WQ60C-B 34WQ75C-B | 34WP500-B 34WP550-B 34WP65G-B 34WP85CN-B 34WP88CN-B | 34WN650-W 35WN75C-B 34WN750-B 34WN780-B | 34WL500-B 34WL750-B 34WL75C-B 34WL85C-B 34WL850-W | 34WK500-P 34WK650-W 34WK95C-W 34WK95U-W |
34インチは最も機種が多く、数機種が毎年コンスタントにリリースされてます。価格は4~9万円と幅広いのが特徴、スペックと価格の選択肢が多いので、まずは最優先でチェックしたいクラスです。
リフレッシュレート120Hz以上
2024年度式 (4文字目がS) | 2023年度式 (4文字目がR) | 2022年度式 (4文字目がQ) | 2021年度式 (4文字目がP) | 2020年度式 (4文字目がN) | 2019年度式 (4文字目がL) | 2018年度式 (4文字目がK) |
---|---|---|---|---|---|---|
34GS95QE-B | 該当なし | 該当なし | 34WP60C-B 34WP65C-B | 34GN73A-B 34GN850-B | 34GL750-B | 34GK950G-B 34GK950F-B |
高いリフレッシュレートでゲームをヌルヌル動かしたい方はこのクラス。2021年度式の2機種は5万円前後で手に入って高コスパです。
37インチオーバーの機種
2024年度式 (4文字目がS) | 2023年度式 (4文字目がR) | 2022年度式 (4文字目がQ) | 2021年度式 (4文字目がP) | 2020年度式 (4文字目がN) | 2019年度式 (4文字目がL) | 2018年度式 (4文字目がK) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
37.5 インチ | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 38WP85C-W | 該当なし | 該当なし | 38WK95C-W |
39.7 インチ | 39GS95QE-B | 該当なし | 該当なし | 40WP95C-W | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
44.5 インチ | 45GS96QB-B | 45GR95QE-B | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
37インチを超える機種は高解像度は勿論のこと、Thunderbolt端子があったり高性能なハイエンドなクラス。「金は出すからイイものをくれ」という人が対象、価格は12~20万円ほど。
スーパーウルトラワイド機種
2024年度式 (4文字目がS) | 2023年度式 (4文字目がR) | 2022年度式 (4文字目がQ) | 2021年度式 (4文字目がP) | 2020年度式 (4文字目がN) | 2019年度式 (4文字目がL) | 2018年度式 (4文字目がK) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
43 インチ | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし |
49 インチ | 該当なし | 49GR85DC-B | 49WQ95C-W | 該当なし | 該当なし | 49WL95C-W 49WL95C-WE | 該当なし |
2019年に発売された1機種のみ、超ニッチなモニター形状なので数年ごとに設計が刷新される感じですかね。興味がある方は他機種とも比較検討してみてください。
(興味ある方向け) LG製ウルトラワイドの機種名ルール
LGのウルトラワイド全機種を調査した結果、だいたい命名規則が分かってきました。
公式情報じゃないので参考程度にご覧下さい
大半はこのルールが当てはまるので、機種選びの参考にして下さい(古い機種は例外あり)。
34WQ75C-Bを例にして、それぞれ詳しく解説してみます。
① | 最初の2桁は画面サイズ。小数点以下は四捨五入(37.5インチ ⇒ 38) |
② | WまたはG。ウルトラワイドは基本的にW(Wide)ですが、どうやらG-SYNC搭載またはG-SYNC互換の機種はG |
③ | 年式。アルファベットが進むほど基本設計が新しくなるのでけっこう重要。発売タイミングと必ずしも合致しないので注意。 Q:2022年度式 P:2021年度式(Oはスキップされた模様) N:2020年度式 (以下略) |
④ | 数字2桁はグレード、大きいほど高機能/高性能。数字がどう決まるか不明ですが、スペックの総合的な評価に基づいてるみたいです、ざっくり下記な感じ。 50台 : 安価なエントリーグレード 60~70台 : コスパに優れた中間グレード 80~90台 : 高性能+多機能な高級グレード |
⑤ | 形状。湾曲型ディスプレイの場合はC (Curved)、平面タイプだと0(ゼロ)。 |
⑥ | 最後のアルファベットは本体カラー。W (White)またはB (Black)。Wだと本体裏面は白ですが、スタンドは銀色なのでS(Silver)のがしっくりきますね。 |
LG全機種のスペック・名前をチェックしたので、だいたい合ってると思います…
新しいパターンのルールが出てくると思うので、気づいたら更新しておきます。
個人的には、機種名で高リフレッシュレートな機種か、液晶パネル(IPS/VA等)とかが分かればいいのになーと思ってます
2017年以前は別の命名規則
興味ある人はあまりいないと思いますが、機種名に年式が表現されるのは2018年以降。
それより前は、サイズを示す2桁の後がUC/UM/UBの機種ばかりでした(UCは曲面型(Curved)みたいです)
- 34UC70GA-B
- 34UC89G-B
- 34UM69G-B
- 34UM59-P
- 29UM59-P
- 38UC99-W
- 34UC79G-B
- 34UM88C-P
- 34UM58-P
- 29UM58-P
- 25UM58-P
- 34UC88-B
- 29UC88-B
- 34UM68-P
- 29UM68-P
- 29UM57-P
- 25UM57-P
- 34UC87M-B
- 29UC97-S
- 34UM67-P
- 29UM67-P
- 34UC97-S
- 29UB55-B
- 25UB55-B
- 34UM65-P
昔は25インチのウルトラワイドもあったみたいですね。
LGのウルトラワイド選定時のポイント
LGのウルトラワイドはラインナップが豊富である一方、機種選びにおける注意点があります。
- 34インチは解像度を必ずチェックすべし!
- 「ゲーミング」という言葉に注意すべし!
- 似たスペックの機種があるか確認すべし!
それぞれ解説します。
34インチは解像度を必ずチェック
製品バリエーションが豊富なLGならではの注意点で、画面サイズが34インチの場合の解像度は2種類あります。
- UWFHD (2560×1080)
- UWQHD (3440×1440)
画面の広さを示す「画素数」を比べると、
UWQHD(3440×1440)はUWFHD(2560×1080)の約1.8倍の解像度(画面の広さ)で全く別モノ。
34インチの割に安いなーと思ったら解像度はUWFHDだった、というパターンに注意しましょう
何が「ゲーミング」かチェックしよう
LGに限りませんが、「ゲーミング」という言葉の定義があいまいなので、ゲーミングモニターという製品説明は全く当てになりません。
少しでもゲームに役立つ機能が搭載されていれば、ゲーミングと名乗ってOKみたいな状態です。
明確な定義がない以上、間違っているとは言えませんが…
そのため、モニターを選ぶ側がどんな機能・性能を求めるかを明確にイメージしておく必要があります。
一つの基準として、当サイトはリフレッシュレートが144Hz以上のモニターをゲーミングモニターとして紹介しています(数字で判断できますからね)
似たスペックの兄弟機も要チェック
LGのウルトラワイドは、少しだけスペック(と価格)が違う2機種が同時にリリースされることが多いんですよね。
「いいな」と思った機種があったら、その兄(弟)にあたる機種がないかチェックしてみましょう。
ちょうど欲しかった機能・価格の機種が見つかるかもしれません。
弟 | 34WQ60C-B | 34WP60C-B | 34WP85CN-B | 34WN750-B | 34WP500-B |
兄 | 34WQ75C-B | 34WP65C-B | 34WP88CN-B | 34WN780-B | 34WP550-B |
主な違い | 高さ調節機能 スピーカー USB-C端子 | 高さ調節機能 スピーカー | モニター台が スタンド型かアーム型か | モニター台が スタンド型かアーム型か | 高さ調節機能 |
微妙な違いですが、購入を検討する時は、兄弟機があるか・違いは何かチェックしておきましょう
サイズ別|LGのウルトラワイドモニター
LGのウルトラワイドモニターは多くの選択肢があるんですよね。
ということで、サイズ別でコレを選べばOK!というオススメ機種を紹介します。
29インチの おすすめ機種 | 34インチの おすすめ機種 ゲーミング用 | 34インチの おすすめ機種 | 37.5インチの おすすめ機種 | 39.7ンチの おすすめ機種 | スーパー ウルトラワイド おすすめ機種 | |
---|---|---|---|---|---|---|
機種名 | 29WQ600-W | 34WP60C-B | 34WQ75C-B | 38WP85C-W | 40WP95C-W | 49WQ95C-W |
外観 | ||||||
リンク | 商品ページ | 商品ページ | 商品ページ | 商品ページ | 商品ページ | 商品ページ |
画面サイズ | 29インチ | 34インチ | 34インチ | 37.5インチ | 39.7インチ | 49インチ |
解像度 | 2560×1080 | 3440×1440 | 3440×1440 | 3840×1600 | 5120×2160 | 5120×1440 |
パネル | IPS | VA | IPS | IPS | IPS | IPS |
形状 | 平面型 | 曲面型 | 曲面型 | 曲面型 | 曲面型 | 曲面型 |
入力端子 | HDMI :1 DPort :1 USB-C:1 | HDMI :2 DPort :1 | HDMI :2 DPort :1 USB-C:1 | HDMI :2 DPort :1 USB-C:1 | HDMI :2 DPort :1 Thunderbolt:1 | HDMI :2 DPort :1 USB-C:1 |
リフレッシュレート | 100Hz | 160Hz | 60Hz | 60Hz | 72Hz | 144Hz |
高さ/向き の調節 | 高さ:〇 縦向:〇 横向:× | 高さ:× 縦向:〇 横向:× | 高さ:〇 縦向:〇 横向:× | 高さ:〇 縦向:〇 横向:× | 高さ:〇 縦向:〇 横向:× | 高さ:〇 縦向:〇 横向:〇 |
スピーカー | あり | × | あり | あり | あり | あり |
まとめ
LGのウルトラワイドモニターについてまとめます。
- LGのウルトラワイドモニターの特徴
- 各サイズに製品を展開
- 高リフレッシュレートな機種あり(なんちゃってゲーミングじゃない)
- LG製管理ソフトが使える
- LGのウルトラワイド選定時のポイント
- 34インチは解像度をチェックすべし
- 何が”ゲーミング”かチェックすべし
- 兄弟機があれば併せてチェックすべし
- モニター選びに迷ったら⇒オススメ機種一覧に戻る
機種が多いが故に注意点がいくつかありますが、万人にマッチするのがLGのモニターです。
以上、LGのウルトラワイドモニターの紹介でした。
僕は2019年以降の国内のウルトラワイドモニターを全機種チェックしてます。「用途・サイズ・機能」それぞれの観点からオススメ機種を紹介します!
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